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帰りに小平まで寝過ごしましたよ。死ねる。


今日はB先輩とかT先輩とかD先輩とかと事務所でだべり。
思うことがあり、一つ書くとしやう。


ベンチャーでの仕事は、会社として必要なアウトプットが出る限り、自由だ。
バリバリしたいときに仕事すればよいし、休みたいときに休めばよい。
ただし、これはなにをやってもよいというわけではなく、判断が従業員にゆだねられているということ。
先に書いたとおり、「会社として必要なアウトプットが出る」ように考えて動く必要がある。
だからこそ、大学での研究活動などに時間を割いたり、趣味のプログラミング活動などに
時間を割くということが可能になる。

これは裏を返せば、仕事をすべきタイミング、休むタイミングが会社から提示されないことを
意味する。
(1)自分で状況を観測し、(2)状況に応じた判断をおこない、(3)それを周りに宣言し、
(4)実行しなければ仕事は成立しない。
ひとりでやれるなら(3)は不要だが、そうでない場合は(3)をおこなわないと
正しく(4)が実施できない。
これははっきり言って非常に面倒なこと。無駄なこともたくさんしなければならない。
((1)に関しては、自分の立場では見えないことも多いし、(2)の精度もはじめはよくない・・・)

これらを完璧にこなせる人間はなかなかいない。(特に自分なんかは・・・)
だからこそ、コミュニケーションをとり、フォローをしあいながら仕事を進める。
そう考えると、おそらく、(申し訳ないが、)上記(3)などのコミュニケーションを積極的に
とれない、苦手なタイプの人はベンチャー向きではないと言い切ってよいのではないだろうか。


これはよい悪いの問題ではなく、ただ向いているかどうかだけの話。
大企業、そこそこの規模がある会社でこそ見えることも多いと思う。そちらに移るのも
ひとつの重要な判断だと思う。


と。悩ましい問題ですが。
ある程度能力や性格的に向いていない人間でも受け入れる、フォローすべき、というのも
わかりますが、僕は、過去役員をしていた会社の失敗パターンを想像してしまう・・・
結局、一部の積極的に動く人間が大きな負荷を背負ってしまい、その人間が潰れると同時に
会社も潰れてしまうという。大いに僕の責任によるところが多いのですが。
色々、言うべきこと、やるべきこと、できていなかったなぁ・・・


と。そんなことをつらつらと。


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このページは、yacchinが2009年5月21日 00:31に書いたブログ記事です。

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